この記事を読まれている方は少なからず本を習慣的に読まれていると思います。
※今回お話をする「本」というのは小説や漫画では無く「ビジネス書」の事です。
これまでたくさん読まれてきたかと思いますが
どれくらい過去読んだ本が今の自分の人生に影響を及ぼしていますか?
読んだ後は「勉強になるなぁ」「知らなかった!」「やってみよう!」と思ったはずです。
しかし、今それをどれくらい実行できているでしょうか?
試しに、本棚やKindleの履歴などを見てみてください。
その本から何を得て、何をして、どう現実が変わったか説明できるでしょうか?
残念ながら、ほとんど本が少しの内容を思い出す程度かと思います。
場合によっては内容すら思い出せないのではないでしょうか?
ただ、そういった状況は本を読む前に求めていた結果ではなかったはずです。
本を読む前は、「悩みがある。解決したい。現実を変えたい」という思いがあったはずです。
今日はその読む前の思いをちゃんと反映して、本から得た情報を気合、才能、学歴などなくても継続実行できる方法をお伝えします。
本を活かす読み方とは
早速ですが、まずは全体の流れからお伝えします。
- 1.解決したい悩み
これに関しては特に説明は不要かと思います。
ストレスがある、会計に詳しくなりたい、痩せたい、金持ちになりたい、健康になりたいなどです。 - 2.悩みの言語化
言語化といっても1をさらに詳しくするといったイメージです。
「会社の上司とうまくいかなくてストレスだからうまいコミュニケーションを知りたい」
「経理をまかされたけど、まずは業務全体をざっくり知りたい」
「痩せたいけど、健康的に、且つ継続できるように痩せたい」
「会社に勤めない方法で在宅で何か稼ぐようになりたい」
「体がすぐ痛くなるから、基礎的な体力をつけて病気や怪我にならないようにしたい」
など、一歩踏み込んでみてください。 - 3. 本選び
言語化ができれいれば、そのキーワードで本を探しましょう
本を買う前に要YouTubeで要約を見てみたり、レビューを見て自分の悩みに合っているのか確認してみましょう。でもわからない場合もあるのでその際はタイトルと目次で狙いを定めて買いましょう。 - 4.読みながらメモ
これに関しては、気持ちがビビッときたところにドッグイヤーや付箋、マーカーでもいいですが、別のノートか紙にキーワードを書き溜めていく方法がおすすめです。その方がめくって見直さなくても全貌把握が瞬時にできます。
Audibleの場合は、ポケットにメモを入れておき、ビビッときたらすぐに書くといったやり方がおすすめです。
※カバンや筆箱はダメです。ポケットに小さなメモとペンを入れておいてください。手間がかかってしまっては絶対にメモを取らなくなってしまいます。 - 5.読書ノートにまとめる
ノートのサイズはA5以下で十分です。自分はバイブルサイズ(B6)を使用しています。
まず表面にメモをもとに簡単に要約していきます。
この時注意したいのが要約の記事を書いたり、誰かに解説するわけではないのでざっくりでいいです。目的は後々ビビッときた言葉を振り返るくらいです。なので重要なワードだけでいいです。ビビッときていたらそのワードを見るだけで根拠とか例とかは頭に残ってくれているはずです。
次に裏に考察を書きます。
思ったこと、自分ならどうだ、とかなんでもいいです。
本のまとめ でもいいです。
簡単そうとか難しそう、とか、とにかく読んだ時の感想の記録をしておきましょう。
後々、感覚が変わったりする発見があります。
その下にTODOを書きます。
これが今回の本題です。
この本を読んで1つだけ、(欲張りな人、頑張れる人は3つでもいいです。)
やろうと思ったことを考えてください。
その時
「いつやるか」
「どこでやるか」
「何をやるか」
これを明確にしてください。
これは習慣化の大ベストセラー「AtomicHabits」でも提唱されている習慣にするための技術です。
曖昧にしない、明確化することで実行を容易にします。
例えば
「いつやるか」 歯を磨く時に
「どこでやるか」洗面所で
「何をやるか」スクワットを5分
などです。明確ですよね?
ちなみに今ある習慣にくっつけた方が行動は容易になります。
逆の例を挙げます。
「早起きして朝イチで」
「そこらへんを」
「疲れるまでランニング」
はいろいろと漠然としていますよね?それにまず起きれない。で終わります。
習慣化の話に逸れるので戻します、、 - 6.実行
todoを続けられるように設定さえすればあとは実行のみです。
これで本で得た知識で現実を変えることができます。
現実を変える、と言ったら大袈裟かもしれませんが、自分はそう思えるほどガラガラと現実が変わっています。
今月だけでも新たに始めたことで人生が好転しています。
得た情報が良質だったからもあると思いますが、最終的には「実行したから」に尽きます。
注意点
真面目に全てやると、読んだ冊数分やることが増えてしまします。
ある程度実行してみてダメならその行動を却下して入れ替える。
または新しい情報でアップグレードした方がよいでしょう。
まとめ
本を読むのには何時間もかかるしお金もかかります。
ただビジネス書に関しては最終的には「なにをするか」に尽きるのだと思います。
科学的根拠や著者の実体験を入れても、それはただの主張の信憑性、説得力を増す飾りでしかありません。
本だけではなく、YouTube、ブログ、なんでもそうです。
今の時代、やった方がいい!、やるべき!といった情報はいくらでも取得できます。
ただ全部やるのは不可能です。
だからこそ、自分の悩みに合って、選んだ本から本当に大切な1つだけ抽出して行動に移す。
実行して初めて「本が活きる」のではないかと思います。
最後になりますが、今回のやり方は本だけではなく、ちょっとしたコラム、YouTube、ブログなど
「どうしたらいいんかなぁ?」と思って調べたこと全てに使えます。
調べる→メモする→考察→Todo作成→実行と継続
逆に、良質な情報にも関わらず全く実行しないのは、ただの娯楽、暇つぶしということで、ビジネス書を読んでいても、アニメや漫画を見ているのと同じですね!
読んでいただきありがとうございました。
みなさまの自己成長の役に立てれば幸いです。
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